生姜の効果的な摂り方。

院長です。

明日から、寒くなるみたいで、気温が最高で10℃を切るみたいですよ。

そこで、今日は体を温める話。

体を温める食べ物といえば、「しょうが」がメジャーですが、その取り方も、夏場と冬場で違うのってご存知でした。

これからの寒い季節には、生姜はできるだけじっくり加熱するようにします。

 

たとえば、煮込み料理だったら、みじん切りにして炒めてから具材をいれてコトコトこみます。反対に夏場は、おろしショウガを仕上げに使います。

というのも、生の生姜には発汗作用や代謝を促すジンゲロールという物質が豊富です。

これは発汗を促し、熱を下げる作用があります。

 

また、生姜を加熱したり干したりすると、カラダを温める成分であるショウガオールという物質が増えます。


つまり、生の生姜は発汗を促しデトックス作用があるので夏向き、調理した生姜は体温を上げて代謝&免疫力をあげてくれるので冬向きなのです。

 

また、トウガラシなどの辛い食べ物はカラダを温めてくれるような感じがしますが、汗をかくほど辛いものは、冬には不向きです。

汗をかくのは体温を下げるためのカラダの働きで、カラダを冷やしてしまうのです。暑いインドでスパイシーな料理が食べられているのはそのためです。

 

今晩は、しょうがを使った煮込み料理や鍋なんかで、しっかり体を温めて、明日に備えて下さい。

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  • (院長)木村靖

    このブログの記事は「(院長)木村靖」が書きました。

    院長の木村です。 静岡のやすらぎグループで修業の後、現在の院を開業し、今年で12年目になります。 患者様に喜ばれる治療、患者様の生活が豊かになる治療、患者様の人生観が変わる治療を日々目指しています。 

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