院長の木村です。 静岡のやすらぎグループで修業の後、現在の院を開業し、今年で12年目になります。 患者様に喜ばれる治療、患者様の生活が豊かになる治療、患者様の人生観が変わる治療を日々目指しています。
夏の自律神経の乱れに。
院長です。
夏場はエアコンによる冷房病をはじめ、夏バテや自律神経の乱れを引き起こしやすい時期です。
今日は自律神経の乱れを防ぐため、良くない習慣をあげてみましたので、心当たりのある方は気を付けてみて下さい。
□休日は昼過ぎまで寝ている
休みの日くらいはたっぷり寝たい…。1時間程度の寝坊ならば問題はありませんが、昼過ぎまでズルズル寝ているような状態はNGです。
こういった行動が体内時計のリズムを乱し、自律神経のバランスを崩すことにつながります。
朝の起床が辛くなり、昼間の眠気や夜の不眠の原因にもなりますのでさけましょう。
自律神経のバランスを整えるためには、毎日同じ時間に寝たり起きたり、リズムのある生活を心がけることが大切です。
□湯船につからず、シャワーで済ませる
疲れて帰ってきた時には、入浴は簡単に済ませてさっさとベッドに潜りたい…。でも、そんな時こそ、しっかり湯船に。40℃以下の少しぬるめのお湯にゆっくりと汗ばむくらいにつかるのがおすすめ。全身が温まり寝つきやすくなります。(夏場は特にぬるめが効果的!!)
一年中空調がきいている室内では、汗をかいて体温調節を行う力が弱まりがちですが、湯船にしっかりとつかることは、体の体温調節機能を鍛えるトレーニングにもなります。
□運動をしない
忙しくて時間がないという人は、通勤時に少し早歩きを心掛けたり、エスカレーターをやめて階段を利用する、近くの移動は歩くか自転車を使うなど、日常のなかでできることを行いましょう。
寝る前や入浴前にストレッチを行って、滞りがちな血流やリンパの流れをスムーズにしてあげるのも効果的です。
心地よいと感じる程度の運動は、神経の緊張をほぐして副交感神経の働きを活性化します。
□布団の中でも、スマホをいじっている
スマホやPCの画面を見ていると、脳が刺激されて交感神経が優位に。スマホやPCのブルーライトは睡眠障害の原因にもなるので要注意!睡眠の1時間前には、スイッチオフを心がけましょう。
□食生活に無頓着
基本となるのは栄養バランスのよい3度の食事。余分に取りすぎている糖質や、脂質を見直し、良質なタンパク質、ビタミンやミネラル、食物繊維、青魚や種実類、オリーブオイルなどに含まれる質のよい油を摂るように心がけて。外食時も、よりbetterなチョイスができるよう心がけましょう。
とくにパン食よりごはん食をオススメします。
いかがでしょうか?こう見ると、ついついやっている行動が多いですよね。
最後に
ココロとカラダをコントロールする呼吸法
自律神経のバランスは、生活習慣ばかりか、ストレスなど心の状態にも大きな影響を受けています。ストレスを感じている時、簡単にできるリラックス法が「呼吸」です。交感神経が優位になっている時、呼吸は浅く、早くなっています。そんな時には、意識的にゆっくりとした呼吸を心がけてみましょう。
鼻呼吸で、吸う・吐くを1対2で。特に、できるだけゆっくり長く、「吐くこと」を意識してみてください。吸う息は、交感神経を高め、吐く息は副交感神経を高めるので、普段より意識的に息を「吐く」ことで、副交感神経が優位になり、リラックスした状態にもっていくことができます。
通勤途中に歩きながらなど、気がついた時の合間合間に、習慣的に行っていくようにしましょう。また、笑いや生きがいを持つことも大切。笑うことや楽しいことで、心がリラックスすると、副交感神経が優位になります。
心身の安定は、仕事やプライベートを充実させていくための大切な一歩。ライフスタイルの工夫でよい状態を保てるようにしましょう
このブログの記事は「(院長)木村靖」が書きました。