院長の木村です。 静岡のやすらぎグループで修業の後、現在の院を開業し、今年で12年目になります。 患者様に喜ばれる治療、患者様の生活が豊かになる治療、患者様の人生観が変わる治療を日々目指しています。
夏バテは秋にやってくる?
夏バテは、通常、夏の暑い時季に現れる慢性的な症状を言います。
夏バテは、はっきりとした痛みが出たり、寝込んだりするほどの重大な症状が出ることが
少ないため、特別な対策をとることのないまま、自然に体力が回復するのを待つ方が
ほとんどのようです。
しかし、夏バテしている体に初秋の不安定な気候が重なると、
体力回復どころか、余計に体調を崩してしまう人も多く、遅めの夏バテ(秋バテ?)に
なってしまう人も多いです。
★元気に秋を過ごす5つのポイント
①食事
夏は、「暑いから」「食欲がないから」という理由で、食事を抜いたり冷たい簡単なもので
済ませてしまいがちです。食事の基本は、1日3食・規則正しく・バランス良く。
どうしても食欲のないときには、量より質です。
少量でも栄養バランスの良い食事を摂るようにしましょう。
②入浴
暑い夏は簡単にシャワーのみで済ませてしまいがちですが、約37~39℃のお湯での入浴が
おすすめです。夜、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になり、
体が睡眠モードに切り替わります。また、冷房などによって冷えてしまった体を温め、
体力の回復、胃腸の回復を助けてくれます。
③冷房
まだまだ冷房の出番が多いこの季節。一般的に、外気との温度差は5℃以内が望ましいと
されていますが、誰もが快適な温度設定にすることは不可能です。
自分の体調に合わせて温度調節できる服装や、ひざ掛け、靴下、腹巻きなどを準備しましょう。
④運動
朝夕の涼しい時間帯を選んでウォーキングや軽い運動をし、適度に汗をかくようにしましょう。
もちろん、そのときには水分補給もお忘れなく・・・。
⑤睡眠
初秋は、季節の変わり目で自律神経も乱れやすく、よく眠れない、寝つきが悪いという人も
多いのではないでしょうか。朝一番に太陽の光を浴びることで、夜、眠りにつきやすくなります。
また、日中は暑くても、夜や明け方は気温が下がりますので、長袖のパジャマや腹巻き、
厚めの布団を用意しましょう。
夏バテを引きずったまま秋を過ごし、寒い冬へ突入すると・・・
いつの間にか、“夏”バテが“慢性”疲労になってしまうかもしれません。
今のうちに夏バテを一掃し、元気に秋を過ごしましょう!
このブログの記事は「(院長)木村靖」が書きました。