院長の木村です。 静岡のやすらぎグループで修業の後、現在の院を開業し、今年で12年目になります。 患者様に喜ばれる治療、患者様の生活が豊かになる治療、患者様の人生観が変わる治療を日々目指しています。
台風の多い季節…片頭痛に注意!
台風の季節になりました。気圧の変化が激しく、また気温が高くなる夏、
片頭痛を訴える人は増えがちです。今日はそんな片頭痛について紹介します。
■頭痛が起こる仕組み
そもそも頭が痛くなるのは、脳の血管がなんらかの原因で広がって、
その周囲の三叉神経が刺激されるためです。
脳の血管の周りが敏感な人が、頭痛になりやすいです。
■片頭痛が起こる仕組み
夏は、クーラーの効いた室内と外気の温度差が大きくなり、血管が広がってしまい、
片頭痛のもとになります。また、台風やゲリラ豪雨など、一気に気圧が下がることで
脳の血管が膨張し、片頭痛が起きやすくなります。
■突然片頭痛におそわれたら
こめかみを濡れタオルなどで冷やしながら軽く抑えてみてください。
こめかみには大きな血管が走っているため、抑えることで血流を遮断し、血管の拡張を防ぎます。
■片頭痛に良い食べ物・悪い食べ物
・良い食べ物
ビタミンB2とマグネシウムを含んだ、うなぎ、納豆、カキ等。
ビタミンB2は興奮をおさえる効果、マグネシウムは、脳の血管を安定させる効果があります。
・悪い食べ物
チーズ、オリーブオイル、赤ワイン等は控えましょう。
チーズに含まれるチラミン、赤ワインのポリフェノールは血管を拡張させてしまいます。
血管が広がることで起きる片頭痛は、血行を良くしすぎるといけません。
どんな時に片頭痛が起こりやすいのかを知っておけば、前もって準備しておけますね。
片頭痛持ちの人にはツライ季節ですが、頭痛対策をしながら乗り切りましょう!
このブログの記事は「(院長)木村靖」が書きました。