院長の木村です。 静岡のやすらぎグループで修業の後、現在の院を開業し、今年で12年目になります。 患者様に喜ばれる治療、患者様の生活が豊かになる治療、患者様の人生観が変わる治療を日々目指しています。
「お米」食べてますか!?
先日、ユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されるというニュースがありましたね。
そして今は、新米の季節!まさにお米は「和食」を代表する食材です。
しかしながら、最近はお米よりもパンや麺類が好きな人、炭水化物抜きダイエットやお酒を飲むためにお米を食べないという人等々、お米を食べない人が増えてきています。
お米が特に美味しいこの季節。お米の美味しさ、さらには健康への効果を見直してみましょう。
今回は「粒で食べる」というところにポイントを置いていきますね。
①「粒」だから、太りにくい
体内で食べ物を消化するには、まず、よく噛んだり消化液で分解したりして、消化しやすいようにサイズを小さくすることが必要です。
パンや麺は小麦からできているため元々のサイズが小さく、分解することが簡単です。
それに比べて、ご飯は消化のスタート地点が粒ですので、パンや麺に比べると消化に時間がかかります。
つまり、ご飯は血糖値をゆっくり上昇させるのでパンや麺よりも太りにくい主食と言えるのです。
②「粒」だから、かむ回数が増える
粒のままお米を食べるということは、パンや麺よりもかむ回数が多くなり、食事の満足度アップにつながります。
また「公益財団8020推進財団」が以下のような標語で噛むことによる8大効用を謳っています。
「ひ」肥満を防ぐ
「み」味覚の発達
「こ」言葉の発音がはっきり
「の」脳の発達
「は」歯の病気を防ぐ
「が」がんを防ぐ
「い」胃腸の働きを促進する
「ぜ」全身の体力向上と全力投球
「卑弥呼の歯がいいぜ」です。
そしゃく回数の多かった弥生時代の卑弥呼にかけて表したものだそうです。
噛むことは一石二鳥どころか八鳥にもなるんですね。
早速、今日の晩ごはんからお米を炊いて、日本のおいしいお米を味わいましょう
このブログの記事は「(院長)木村靖」が書きました。