呼吸を見直す。

院長です。

最近、患者さんを診ていると、酸欠気味の方が多いです。

普通に呼吸していて、酸欠になる方が多くいてます。

梅雨時は大気が陰圧になるせいで、肺が膨らみにくい状態になり、酸欠気味の方が増える傾向になります。

ところで、みなさん、みなさんは一日何回くらい呼吸しているか知ってますか??

 

その回数、実はなんと約2万回!!

今日は、呼吸について見直してみましょう!!

呼吸では主に、横隔膜が働いていますが、実はこの横隔膜も、その周りの筋肉がしっかり働くことにとって、その効果が発揮しやすくなります。

その筋肉が、腹横筋。。

腹横筋は、身体を安定させるために存在する筋肉ですが、横隔膜ともつながっています。

呼吸を正しく行えば、横隔膜と一緒に腹横筋も動きます

しかし、骨盤の歪みなどの原因も手伝って、腹横筋の働きが現代人は鈍くなっています。

そこで、これをしっかり働かせることが出来れば、酸欠を解消し、さらに自然にウエストを引き締めることも可能なのです。
 

■まずは体型からチェック!

例えばポッコリお腹の人にありがちな体型が、お腹が赤ちゃんのように膨らんで、背中は猫背。
これは、身体の軸が安定していない証拠です。前述したとおり、身体を安定させるためにある腹横筋は、骨盤周辺などの筋肉とも連動しているので、腹横筋の働きがにぶいと体型も崩れてしまうのです。
歪みによって崩れていた内臓の位置などのインナーバランスも、この腹横筋次第で正常な位置に戻すことが可能。よって、内臓下垂が原因でポッコリ出たお腹も、改善されるのです!

■腹式呼吸でトレーニング!

腹横筋を鍛えるのに有効な呼吸法が、腹式呼吸
通常、寝ているときは腹式呼吸をしているものですが、普段の生活では意識しなければ出来ていない人も多い模様です。
そこで、まずは腹式呼吸の方法を身に付け、自然に呼吸ができるようにしましょう。

(1)お腹が内側に引き締めるような感覚で、口から息を吐きます
このとき、肺の中にある古い空気を全部吐き出すつもりで、思いっきり吐きます。

(2)次に、仰向けに寝転がり、胸の下に手を当てて鼻で息を思い切り吸って。このとき、お腹が横にふくらむよう意識します。
慣れてきたら、息を一度ではなく小刻みに吐く練習を。応用編としては、腹筋やひねり運動を取り入れながら行うと効果がアップします。

また、呼吸が自然にできるようになれば、座った状態で行ってみましょう。

これが身に付けば、いつでもどこでも呼吸トレーニングができ、ポッコリお腹も改善されるかも??

最近、頭がぼ~っとしていてやる気がない方、酸欠解消で、シャキッ!とした梅雨を送りましょう!!

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  • このブログの記事は「(院長)木村靖」が書きました。

    院長の木村です。 静岡のやすらぎグループで修業の後、現在の院を開業し、今年で12年目になります。 患者様に喜ばれる治療、患者様の生活が豊かになる治療、患者様の人生観が変わる治療を日々目指しています。