院長の木村です。 静岡のやすらぎグループで修業の後、現在の院を開業し、今年で12年目になります。 患者様に喜ばれる治療、患者様の生活が豊かになる治療、患者様の人生観が変わる治療を日々目指しています。
むくみの話。
院長です。
最近、梅雨空のスッキリしない日が続きます。
患者さんの体を診せていただいていて、「むくみ」の症状が出ている方が多いのが気になります。
と、そこで今日は「むくみ」のお話。。
某会社が女性481人に行った調査によると、足のむくみに悩んでいる女性は50.1%。
実に多くの女性がむくみを抱えていることがわかりますね。
そもそもむくみは静脈が詰まったり、リンパ液が滞ったりすることで、細胞と細胞の間の水分=“間質液”が血管に戻らず溜まってしまった状態を言います。
つまるところ、体内の水分がうまく流れないことで、足が太く見えてしまうというわけですね。
~むくみの原因になっている生活習慣~
こうした原因は、生活習慣や食習慣、女性ホルモンによる影響が一般的です。原因になりやすいむくみをそれぞれ挙げてみました。
(1)立ち仕事、デスクワーク
ずっと同じ姿勢をしていると、流れが滞り、むくみやすいです。
(2)エアコンなどの冷え
女性は男性より筋肉が少ないので、夏場はクーラーで体が冷えやすいですよね……。冷えは血流を悪くし、むくみの原因になります。
(3)睡眠不足
睡眠時間が短く、睡眠の質が良くないと代謝が悪くなり、水分や疲労物質が体に溜まりがちに。寝る前のスマホいじりは、睡眠の質を下げるので控えた方が賢明かも……?
(4)塩分を摂りすぎる
塩分を摂りすぎると、体の水分量が増えます。すると体がむくみやすくなってしまうんです! この状態が続くと代謝が落ち、痩せにくい体になってしまうことも……。
~むくみを防ぐ方法~
では、これらの原因を取り除くには、一体どうしたらいいのでしょうか? 以下、むくみ対策についてまとめてみました。
(1)マッサージ、入浴、運動をする
仕事疲れによる足のむくみは、入浴で血流を良くしてから、お風呂上がりにマッサージをすると効果的です。
くるぶしからふくらはぎの裏、ひざ裏を流すように、こぶしで強めにマッサージしてみて。日頃から積極的に階段を使って、ふくらはぎの筋肉も動かすことも大事ですよ。
(2)体を温める
飲み物、食べ物はなるべく常温、温かいものを選びましょう。クーラー冷えを防ぐためにスカートよりパンツ、ストールやカーディガンを羽織ることも忘れずに。
お風呂はシャワーで済ますのではなく、ゆっくりと湯船につかるのがオススメです。
(3)睡眠をしっかりと取る
アメリカ・コロンビア大学の研究によると、睡眠不足はむくみだけではなく、痩せにくい体質を作ってしまうそう……。ネットサーフィンはほどほどに、早寝早起きの習慣を心がけたいですね。
(4)塩分を控える
コンビニ弁当、カップラーメン、スナック菓子ばかり食べている女子は要注意。これらの加工食品には塩分が多く含まれているからです。
一方で野菜、果物、穀類、海藻類には、塩分を排出するカリウムが多く含まれています。こうした食材を積極的に摂って、塩分バランスを整えて。
普段から意識すれば、むくみは軽くなります。
あと、自律神経の乱れからくる場合は、「クラニアル治療」や「温灸療法」がおススメですよ!!
それでは、また。
このブログの記事は「(院長)木村靖」が書きました。