院長の木村です。 静岡のやすらぎグループで修業の後、現在の院を開業し、今年で12年目になります。 患者様に喜ばれる治療、患者様の生活が豊かになる治療、患者様の人生観が変わる治療を日々目指しています。
身体の回復に大切なこと。
院長です。
当院を訪れたことのある患者様はご存知かと思いますが、当院ではケガの治療などの際はいろいろとアドバイスをします。
それは、もちろん患者様が早く現在悩んでいる症状から解放されるためなのですが、それを気を付けるのと気を付けないのとでは、改善までにかかる時間や労力、費用その他諸々の負担が軽くなるからです。
今日は、そんな中で基本の養生について書きたいと思います。
ありきたりの事も書いていますが、理由をつけて書きたいと思います。
①患部を自分で触らない。
よくギックリ腰をした方なんかに多いのですが、痛めて炎症があるところを自分でマッサージしたり、温めたりして炎症をひどくされる方がいます。患部は、症状により温めた方が良い時と、冷やした方が良い時があります。患部の状態を見るのは難しい事が多いので、まずは「触らない」事がよい時が多いです。
②睡眠をしっかりとる
眠ることは、傷や病気を治すために必須です。
ただ時間眠るのではなく、睡眠の質も大切です。人は眠っている間に、脳を休め、臓器を休め、日中働いた各部位に血液を送ります。これにより、患部が修復するのです。
③腹八分を心がける
要するに「食べ過ぎないこと!!」です。
人は、食べると栄養を取りこめるのですが、その為には「消化」と「吸収を」しなければなりません。
実はこの時に、結構エネルギーを消耗するのです。
この場合のエネルギーとは酵素がこれにあたります。
身体は、病気をしたり、ケガをすると自分の体内の酵素を使うのですが、体内の酵素は無限ではありません。
治療中は、酵素に余裕をもたす為、いつもより食べる量を控え、油モノや甘いもの、ジャンクフードなどやお酒を控えましょう!
④治ることを終点にしない
今まで、治すことの為に大切なことを書いてきましたが、「治ることを終点にしない」ってどういうこと??
って思いましたか?
これは、身体を治したら、悩みの症状が回復したら・・・・の先を考えることが、大切だということです。
治療中はついついそれを治すことに焦点を当てがちですが、本当に大切なのは、治ることにより、出来る事や、変わる未来の事を考えることが大切です。
あくまで治療することにより悩みが払しょくすることは、その先の未来のための手段であると考えてほしいのです。
良くなった後の自分を想像してみて下さい。
そう考えることにより、「もっとよくなりたい!!」とか、「早く治りたい!!」という気持ちが強くなります。
「病は気から」といいますが、まさにこれです!!
以上。
特別なことは書いていませんが、とても大切なことです。
それでは、また。
「治ったらなにがしたいですか??」
このブログの記事は「(院長)木村靖」が書きました。