院長の木村です。 静岡のやすらぎグループで修業の後、現在の院を開業し、今年で12年目になります。 患者様に喜ばれる治療、患者様の生活が豊かになる治療、患者様の人生観が変わる治療を日々目指しています。
秋の夜長と睡眠と免疫。
院長です。
先日、テレビで今年のインフルエンザの事をやっていました。
なんでも、今年は例年の3種類のワクチンから4種類のワクチンに変わるとかで、すこしワクチン接種の値段が上がるみたいですよ。
そして、9月くらいから東京の方の学校では、学級閉鎖があったみたいですよ。
なんでも、今年は気温が下がるのが早く、インフルエンザを初め風邪をひく人が多いみたいです。
当院の患者さまでも子供が風邪を引いたとかインフルエンザになったとか言うのをチラホラ聞きます。
風邪やインフルエンザウイルスなどの有害な物質が体内に侵入してきたときに、私たちの体を守ってくる“自衛システム”、つまり“免疫力”が私たちの体の中には備わっています。ですが、睡眠がきちんととれていないと、この免疫力が著しく低下してしまうということが分かっています。
アメリカで、21~55歳の男性78名、女性75名を対象に「睡眠が不足すると風邪をひきやすくなるか」ということを調べた研究があったそうです。鼻風邪のウイルスの点鼻薬を差し、ホテルでしばらくの期間滞在してもらうという実験内容だったのですが、なんと睡眠時間が短い人ほど鼻風邪を発症しやすいという結果が出たのです。
睡眠が不足している人の発症率は、睡眠が十分な人と比較すると5.2倍という驚きの結果に!!
寝不足になると内臓の機能が低下してしまうので、結果として免疫機能の低下に大きな影響を与えているということが予想されます。
昔から「秋の夜長」といいますが、寝不足気味の方は身体の回復が悪いです。秋は冬に備え、夏の疲れを癒し身体の免疫機能を高めるために睡眠が必要みたいです。
夜の睡眠時間をしっかりとる「秋の夜長」を目指したいですね。
このブログの記事は「(院長)木村靖」が書きました。