院長の木村です。 静岡のやすらぎグループで修業の後、現在の院を開業し、今年で12年目になります。 患者様に喜ばれる治療、患者様の生活が豊かになる治療、患者様の人生観が変わる治療を日々目指しています。
足のむくみ
院長です。
湿度の高い時期ですね。
この時期は、「かくれ冷え症」と同時に足のむくみで悩んでいる方が多いので、今日は足のむくみについて書きます。
ある調べによると、足のむくみに悩んでいる女性は50.1%!! 実に多くの女性がむくみを抱えていることがわかりますね。
でも、どうしてむくみが起きるのか、むくみの原因については知らない方がほとんどだと思います。
そもそもむくみは静脈が詰まったり、リンパ液が滞ったりすることで、細胞と細胞の間の水分=“間質液”が血管に戻らず溜まってしまった状態を言います。
つまるところ、体内の水分がうまく流れないことで、足が太くなってしまうというわけです。
こうした原因は、生活習慣や食習慣、女性ホルモンによる影響が一般的です。
まず原因を知り、ご自分の生活を見直してみましょう。
むくみの原因になっている生活習慣4つ
(1)立ち仕事、デスクワーク
ずっと同じ姿勢をしていると、流れが滞り、むくみやすいです。
(2)エアコンなどの冷え
女性は男性より筋肉が少ないので、夏場はクーラーで体が冷えやすいですよね……。冷えは血流を悪くし、むくみの原因になります。
(3)睡眠不足
睡眠時間が短く、睡眠の質が良くないと代謝が悪くなり、水分や疲労物質が体に溜まりがちになります。睡眠不足は足だけでなく、顔や全身のむくみにもつながります。
(4)塩分を摂りすぎる
塩分を摂りすぎると、体の水分量が増えます。すると体がむくみやすくなってしまうんです! この状態が続くと代謝が落ち、痩せにくい体になってしまうことも……。
長期的になると腎臓にも負担がかかります。
むくみを防ぐ方法4つ
では、これらの原因を取り除くには、一体どうしたらいいのでしょうか? 以下、むくみ対策についてまとめてみました。
(1)マッサージ、入浴、運動をする
仕事疲れによる足のむくみは、入浴で血流を良くしてから、お風呂上がりにマッサージをすると効果的です。
くるぶしからふくらはぎの裏、ひざ裏を流すように、こぶしで強めにマッサージしてみて。日頃から積極的に階段を使って、ふくらはぎの筋肉も動かすことも大事ですよ。
ふくらはぎを動かすと高血圧の方にも有効です!!
(2)体を温める
飲み物、食べ物はなるべく常温、温かいものを選びましょう。クーラー冷えを防ぐためにスカートよりパンツ、ストールやカーディガンを羽織ることも忘れずに。
とくに、足首まわりの保温がキーポイントです。
お風呂はシャワーで済ますのではなく、ゆっくりと湯船につかるのがオススメです。
(3)睡眠をしっかりと取る
アメリカ・コロンビア大学の研究によると、睡眠不足はむくみだけではなく、痩せにくい体質を作ってしまうそうです。
身体の基礎代謝が下がりますしね~。
(4)塩分を控える
味の濃い物もそうなのですが、1番は化学調味料での塩分が負担になります。
もし摂るなら、「化学調味料より、天然塩。」を使用しましょう。
外食や店屋物、インスタント食品なんかは化学調味料をたくさん使っている傾向があります。
いかがでしたか?足のむくみとなると、足のマッサージや、温めることは思いつきますが、実は睡眠や塩分も関係していたんですね。
足のむくみに気を付けて、夏のファッションを楽しんでください
このブログの記事は「(院長)木村靖」が書きました。